卵巣嚢腫の症状はおりものでわかるの?

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ここでは、「卵巣嚢腫の症状はおりものでわかるのか」
についてお話します。

 

卵巣は女性特有の臓器で、
症状が出にくいことから

 

「沈黙の臓器」

 

とも呼ばれています。

 

卵巣の病気と言えば
様々なものがありますが、

 

卵巣にできる良性腫瘍に
卵巣嚢腫というものがあります。

 

沈黙の臓器である卵巣にできた
嚢腫ができると
おりものに変化が生じ、

 

そのおりものによって
発見されることも多いようです。

 

今回は卵巣嚢腫の症状とおりものの
関係についてご紹介します。

 

卵巣嚢腫とはどのような病気なのか?

 

卵巣嚢腫とは自覚症状がほとんどないため
妊娠時の検査や婦人科の健診を受けた際に
偶然発見されることが多い病気です。

 

卵巣とは子宮の両側にある直径
2〜3cmの大きさの器官です。

 

卵巣嚢腫はその卵巣にできる嚢腫です。

 

卵巣嚢腫には

 

・嚢の中に液体が入っている
 漿液性卵巣嚢腫

 

・ゼリー状の物質が入っている
 ムチン性卵巣嚢腫

 

・毛髪や骨・皮膚などが入っている
 類皮性卵巣嚢腫

 

の主に3種類があります。

 

どうして嚢の中にこのような物質が
溜まるのかは不明なため
有効な予防策も解明されていません。

 

多くは無症状であり、
良性の腫瘍とされています。

 

しかし、稀に癌化したり、
大きくなると膀胱を圧迫する

 

こともあるので症状が出る場合には
摘出が必要になります。

 

卵巣は卵子をつくるために
細胞分裂が行われている器官ですが

 

稀に卵子ではないものを
作り出してしまうことがあり、
その影響で卵巣嚢腫は発生します。

 

卵巣嚢腫の症状は?

 

卵巣嚢腫は無症状の場合が多いですが、
人によっては症状が現れる場合があります。

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5cmくらいの大きさから握りこぶし大の
大きさになるまではほぼ無症状で

 

それより大きくなると、
以下のような症状が出ることがあります。

 

・下腹部が卵巣嚢腫の影響で大きく膨らみ、
 衣服がきつくなる

 

・下腹部に触れると腫瘍の
 ようなものが確認できる

 

・下腹部の違和感や圧迫感、
 軽い痛みを感じる

 

・便秘や頻尿

 

・食事を食べているのに異常にやせる

 

・月経時以外にも腰痛や腹痛が見られる

 

卵巣嚢腫とおりものの関係は?

 

前項で述べた症状の他に、
おりものに変化が現れることがあります。

 

おりものは膣の中に雑菌が繁殖しないように
膣の入り口から菌を入れないという
シャットアウト作用があります。

 

普段のおりものの性状はある程度
粘り気があり、

 

下着が濡れて
洋服まで汚れるということは
あまりないはずです。

 

しかし、卵巣嚢腫になると
水っぽいおりものが大量に分泌されます。

 

卵巣が嚢腫の影響で腫れることにより
水っぽいおりものが
大量に分泌されてしまいます。

 

おりものの性状の変化は自覚症状の少ない
卵巣嚢腫を発見するための
数少ないヒントとなります。

 

洋服にしみ込むまでに水っぽく
さらさらとしたおりものが気になる
場合には一度受診をしてみましょう。

 

このように、卵巣嚢腫は
ある程度大きくなるまで
自覚症状がなく、発見が遅れがちです。

 

良性の腫瘍であることがほとんどですので
症状がない場合には経過観察となる

 

場合もありますが、
きちんと診察を受けることは必要です。

 

水っぽいおりものは卵巣嚢腫の
疑いがありますので
放置せずに早めに受診しましょう。

 

・・・というわけで、
貴女もこのカテゴリーの記事を読んで

 

卵巣嚢腫の「症状」関係について、
私と一緒に学習しましょうね!

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